2009年のノーベル化学賞をリボゾームの研究により受賞したアダ・E・ヨナス(Ada E.Yonath:イスラエルワイズマン科学研究所)教授が本研究プログラムのシンポジウム(平成22年3月5日(金)開催)にて講演、構造生物学が開く未来についてディスカッションも!詳細はこちら。(図はクリックすると拡大します。)
公開シンポジウムのプログラムと参加のお申込みはこちら。
平成22年2月12日(金)に、第3回日英構造プロテオミクスシンポジウムが、理化学研究所 横浜研究所 交流棟ホールにて開催されます。
Science誌でBreakthrough of the Yearが小特集され、本研究プログラムより田之倉教授、篠崎教授らのグループが構造解析で大きな貢献された(本サイトTPプレスリリース欄参照)、アブシジン酸受容体研究の進展が次点(The Runners-Up)
に選ばれました。デッドヒートの解説はこちら。(図はクリックすると拡大します。)
最近公開された構造(2010/01/27 現在)。画像をクリックするとサマリー情報に、IDコードをクリックすると、PDB(Protein Data Bank)データベースで詳細情報にアクセスできます。
![]() [3A38] HiPIP (high-potential iron-sulfur protein) |
![]() [3ABL] Cytochrome c oxidase |
![]() [3ABM] Cytochrome c oxidase |
![]() [2RQ6] F1-ATPase epsilon subunit |
![]() [2RQ7] F1-ATPase epsilon subunit |
本プログラムで取り組まれている膜たんぱく質など700近いタンパク質のうち、2010/01/27時点で165の構造が公開されています。一覧のダウンロード(Excelファイル)はこちらから。
なお、タンパク3000プロジェクト(2002‐2006年度)で解析されたタンパク質に関する構造ギャラリーは、こちらからご覧になれます。
−東北大学の山本雅之教授、黒河博文講師らの研究グループは、産業技術総合研究所の佐藤主税研究グループ長らと共同で、酸化ストレスを感知するセンサータンパク質Keap1 が2つの大きな球体(房)を有する枝分かれした幹様の二量体構造をとっており、その二つの房が転写因子Nrf2を2か所で繋ぎ止めていることを解明しました。この成果は、生体防御機構の分子レベルの理解を進め、がんや生活習慣病の予防や新たな治療法の開拓へとつながるものと期待されます。(2010/01/19) ...More
−理研放射光科学総合研究センター 基盤研究部 山本雅貴部長らのグループは、大型放射光施設SPring-8で、タンパク質結晶構造解析専用ビームラインとして世界最高精度である1マイクロメートルという超高輝度マイクロビームの形成に世界で初めて成功しました。2010年度より世界初の1マイクロメートル集光ビームを利用したタンパク質微小結晶構造解析ビームラインとしてユーザ利用を開始します。これまで解析できなかった10マイクロメートルサイズの高難度タンパク質の結晶構造解析が大きく進展することが期待できます。(2009/11/27) ...More
−東京大学の田之倉優教授、篠崎和子教授らのグループは、植物の成長や耐乾燥性、耐塩性などの制御に働く重要な植物ホルモンであるアブシジン酸(ABA)とその細胞内受容体の立体構造を決定し、植物細胞内においてアブシジン酸シグナルが伝達する機構を解明しました。今回の成果により、アブシジン酸の作用を人為的に制御する基盤ができ、将来的には、干ばつ、塩害などの劣悪環境に耐える作物の開発への応用が期待できます。(2009/10/23) ...More
−タンパク質を構成する20種類のアミノ酸に対応するtRNAにアミノ酸を転移する20種類のアミノアシルtRNA合成酵素が存在し、特異的なアミノ酸とtRNAを認識し結合することで、正確な遺伝暗号の翻訳を行っている。東京大学の濡木理教授、鈴木勉教授らのグループは、リシジン合成酵素(TilS)によるtRNAIle2 前駆体の修飾・認識のメカニズムを質量分析法と結晶構造解析により詳しく調べ、タンパク質が構造を徐々に変えながら、RNAを端から順々に特異的に認識する新しいメカニズムを初めて明らかにしました。(2009/10/22) ...More
TP論文オンライン欄は最新のePub3件を掲示しています。
本プログラムの論文全体のリストはこちらからご覧になれます。
Takamatsu H, Okuno T, Kumanogoh A.
Regulation of immune cell responses by semaphorins and their receptors.
Cell Mol Immunol. 2010 Feb 1. [Epub ahead of print]
Akindele T, Yamada K, Sejima T, Maekawa M, Yamamoto Y, Nakano M, Tomioka K.
Stereoselective radical addition of an acetal to sterically tuned enantiomerically pure N-sulfinyl imines.
Chem Pharm Bull (Tokyo). 2010 Feb 1. [Epub ahead of print]
Wakiyama M, Kaitsu Y, Matsumoto T, Yokoyama S.
Coupled transcription-and-translation from PCR-amplified DNA in Drosophila S2 cell-free system.
Anal Biochem. 2010 Jan 29. [Epub ahead of print]
若い細胞は洗濯物をママの家に送る
新たに生まれた酵母の娘細胞は傷つき年老いたタンパク質を母細胞に送り返し、自らの若さと健康を保証する (Cell)
February 8, 2010,Science Daily,© 2010 ScienceDaily LLC
ビールは骨粗鬆症の予防に効果があるかもしれない
ビールは、骨のミネラル濃度を高める重要な成分であるシリコンの豊富な供給源であることが判った (J. Sci. Food Agric.)
February 8, 2010,Science Daily,© 2010 ScienceDaily LLC
アルツハイマー病‐コレステロールのリンク
コレステロール代謝経路の機構に関する知見がアルツハイマー病治療薬開発に繋がるかもしれない (PNAS)
February 8, 2010,Chemical & Engineering News,© 2010 ACS
キナーゼの基質を逮捕する
光活性化ATP類似化合物でキナーゼと基質を架橋することにより基質を同定する (Angew. Chem. Int. Ed.)
February 8, 2010,Chemical & Engineering News,© 2010 ACS
バイオフィルム:ウイルス増殖の新しい機構の発見
ある種のウイルスは、バクテリアバイオフィルムと同様に、バイオフィルム様集合体を形成して増殖することが示された (Nature Medicine)
February 5, 2010,Science Daily,© 2010 ScienceDaily LLC






