TP Atlas
TP Atlasは、ターゲットタンパク研究の各課題につき、Cell Illustratorを使って表現したネットワーク図をプラットフォームとして、 そこに登場するターゲットタンパク質やその構造などの詳細情報や論文情報を引き出せる「ターゲットタンパク研究成果データベース」です。シグナル伝達ネットワーク、酵素反応経路、化合物代謝など多様な生命現象を対象とする、基本的生命、医薬、食品環境3分野の35課題を網羅しています。(Cell Illustratorは東大医科研 宮野悟教授らのグループが開発したパスウェイ描画ソフトウェアです。)
「基本的な生命の解明」分野
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FBA1 細菌のタンパク質分泌装置と輸送基質タンパク質群の構造・機能解析
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FBA2 巨大で複雑なタンパク分解装置の動態と作動機構
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FBA3 オートファジーに必須なAtgタンパク質群の構造的基盤
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FBA4 クロマチン上での基本転写因子、転写制御因子、ヒストン修飾因子の構造生物学
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FBA5 新規膜電位センサー蛋白群の構造と機能の解明
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FBA6 小胞輸送を制御するタンパク質複合体の構造機能解析
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FBA7 細胞接着装置構成タンパク質の構造生物学的研究
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FBA8 直鎖状ポリユビキチン鎖による選択的NF-kB活性化機構
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FBB1 発癌性物質や酸化ストレスに応答する生体防御系センサーの構造基盤
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FBB2 H+-ATP 合成酵素膜内在Foの機能構造と不正規構造の固体NMRによる解明
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FBB3 ミトコンドリア呼吸の作用機序の全容の解明を目指す高分解能立体構造解析と機能解析
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FBB4 創薬に繋がるV-ATPaseの構造、機能の解明
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FBB5 非翻訳RNAによる高次細胞機能発現機構の解明
「医学・薬学等への貢献」分野
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MPA1 自然免疫システムにおける病原体認識に関わる分子群の構造解析
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MPA2 タンパク質構造に立脚したDOCK2シグナル伝達機構の解明と創薬研究への応用
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MPA3 神経細胞死に関与する活性酸素発生源の解明と構造生物学的手法を駆使した阻害剤創成
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MPA4 アルツハイマー病治療薬創出に向けたγセクレターゼの構造解析と機能制御
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MPA5 核酸およびレドックス調節パスウェイを標的とする抗卜リパノソーマ薬の開発
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MPA6 メタボリックシンドローム・糖尿病の鍵分子アディポネクチン受容体AdipoR/AMPK/ACCタンパク群の構造解析と....
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MPB1 ケモカイン-ケモカイン受容体-シグナル制御分子フロントファミリーの構造・機能ネットワーク解析からの免疫システムの解明および創薬開発
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MPB2 核内レセプターの新規機能解析と構造情報に基づいた線維化疾患治療法の開発
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MPB3 がんや様々な疾病に関与するNPPファミリータンパク質の機能構造解析から創薬まで
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MPB4 セマフォリン及びセマフォリン受容体分子群をターゲットにした構造・機能解析と治療法開発
「食品・環境等の産業利用」分野
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FEA1 害虫の繁殖抑制に応用可能なリガンドと受容体膜タンパク質の構造・機能解析
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FEA2 抗生物質やその他の有用物質生産に利用可能な鍵酵素の構造・機能解析
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FEA3 乾燥・高温ストレス耐性作物の開発に役立つ転写制御タンパク質の構造・機能解析
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FEA4 環境ストレス耐性作物の開発に役立つ転写制御タンパク質の構造・機能解析
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FEA5 多剤耐性化の克服を目指した薬剤排出トランスポート・マシーナリーの構造生物学
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FEA6 エネルギー代謝を制御する脱アセチル化酵素SIRT3のケミカルバイオロジー研究
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FEB1 齧歯類ペプチド性フェロモンファミリーの構造と機能の解明:ネズミの環境問題の解決に向けて
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FEB2 新規味物質・味評価法開発に重要な味覚受容体の構造・機能解析
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FEB3 多糖の輸送・分解に関わる細菌由来超分子の構造生物学とその食品・環境分野への応用
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FEB4 新規炭酸固定系を構成する酵素群の構造機能解析と機能改良
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FEB5 キラル化合物の産業生産に有用な酵素の触媒反応機構の解明と高機能化
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FEB6 バイオマス植物の開発および食糧増産に役立つ植物環境応答タンパク質の構造・機能解析
キュレーター
- 名前: 宮本青、重元康昌、紺野剛史、水谷尚志、岩柳隆夫、菅原秀明
- 所属: ターゲットタンパク研究プログラム情報プラットフォーム 情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所
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問合せ先:
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